上半期の支出、ちゃんと把握できていますか?
埼玉県志木のファイナンシャルプランナー
元専業主婦FP梅川ひろみです
半年をふり返って
「春先の家電の買い替えが予定外だった」
こんな「特別な支出」って悩ましいですね
そんな臨時の支出を「しかたない」とするの
でなく「特別費」として管理し、これからの
家計に活かしていくのが家計管理のコツです
6月は、上半期の支出を見直すちょうど良い
タイミング。きょうは半年の臨時支出に
ついて振返りながら管理のコツについて
考えていきましょう

特別費ってどんな支出?
家計には家賃や光熱費など毎月発生する
固定費と食費や日用品など支出の金額が
変わる変動費があります
この固定費、変動費、ほか予算化して
いるものとは別の不定期な支出、臨時
の支出が特別費と考えられます
たとえば
・家電の買換え
・冠婚葬祭やお見舞い
・急な通院や歯科治療
・帰省や旅行の費用 など
帰省や旅行の費用も予算を立てていても
支出が考えていたより多くなったなどが
という時もあるし、毎月発生するもので
はないので特別費として考えます
こうした支出はどう管理していいか
悩ましいという声を耳にします
「特別な支出」をふり返る
ここで一度1月から5月末までの家計簿や
クレジットカードの明細などを見返して
月ごとにどんな「特別な支出」があったか
次のようにまとめてふり返ってみましょう
月 | 支出内容 | 金額 | 必要だった? | 来年も発生? |
---|---|---|---|---|
1月 | 帰省交通費 | ¥30,000 | 必要 | 発生する予定 |
3月 | 親戚の卒業祝い | ¥10,000 | 必要 | 不要(単年) |
5月 | エアコン修理 | ¥25,000 | 突発 | 不明 |
思わぬ支出、予定外だったなというものも
一覧にしてみることで把握しやすくなります
どう備える? 来年に活かすために
半年をふり返って
「特別な支出」をどうとらえるか
特別な支出を毎月決まって支出するもの
ではないと、ひとくくりにするのでなく
必要なものなら「前もって準備できそう」
と予算化する。また、「突発的なもの」でも
なにが起こってもある程度の備えをする
など、支出を「想定外」と「想定内」に
区別しながら後半の家計をどう整えるかに
つなげていきます
たとえば
・帰省の費用のように毎年かかるもの
→→ 年間の予算に組み込んでおく
・家電修理や買換えのように突発的なもの
→→ 臨時支出用に積立をしておく
などです
さらに、支出が「必要だったか」というのと
「来年も発生」するものかどうか、という点
も併せて検証することは、家計見直しの重要
なポイントになるところです
大きな支出はライフイベントとして
また、高額な支出については将来発生
するものとして数年単位で費用を準備する
ことも大事です
ライフイベント表やライフプラン表を
作ることで将来の支出の見通しを立てる
ことができますね
半年の振返りがこれからの安定に
半年のふり返りからこれから起こりそうな
「特別な支出」について想定しできそうな
ところから準備しておくと後半の家計の
安定につながります
お問い合わせをくださった方には
半年のふり返りのための書きこみ表を
プレゼントしますのでお問い合わせ
ください
来週は、特別費のふり返りを踏まえ
これから半年を“貯まる家計”に整える
ヒントをご紹介します。
お楽しみに!!
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・特別費をどう管理したらいいの?
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