がんばる子どもの前で、親は深呼吸していればいい~受験期、親の心の置きどころ ~
埼玉県志木のファイナンシャルプランナー
くらしとお金を整えるFP 梅川ひろみです
1月2週目の記事
いよいよ受験も本番を迎えます
1月は、
受験生のいる家庭にとって、
どうしても空気が張りつめやすい季節です。
冬期講習のあと、本番直前の時期。
「今がいちばん大事」という言葉が、
家の中にも、外にもあふれています。
親のほうが、
落ち着かなくなってしまうことも
少なくありません。
受験期には、親の心が落ち着かない
子どもががんばっている姿を見るほど、
親の気持ちは揺れやすくなります。
何か声をかけたほうがいいのか。
そっとしておいたほうがいいのか。
考えれば考えるほど、
親の心のほうが忙しくなっていきます。
けれど、親ができることは多くないもの
受験は、
子ども自身が向き合うものです。
親が代わりに勉強することも、
結果を左右することもできません。
それが分かっているからこそ、
「せめて声をかけなきゃ」
「間違ったことは正さなきゃ」
そんな気持ちが強くなります。
ふと思い出す、わが家の冬の光景
20年以上前のことですが、
1月になると、思い出す場面があります。
中学受験にチャレンジするため
年末年始と冬期講習に行っていた、
子どものカバンから、マンガが
出てきたことがありました。
行きかえりの電車の中での息抜き
だったのかもしれません。
しかし、それを見た父親が激怒し、
マンガはその場で破られ、
子どもは何も言えず、
私は、その場で言葉が出ませんでした。
十数年経った今でも、
誰が悪かったのか、
どうすればよかったのか、
はっきりした答えはありません。
ただ、
あのときの家の空気と、
沈黙だけが、強く残っています。
父が怒り、
子どもが黙り、
私は言葉を失っていた――
あの場面を思い出すと、
今はただ、こう思います。
みんな、がんばっていた。
言葉よりも、空気が伝わる
受験期の家庭では、
- 親も追い詰められる
- つい語気が強くなる
- がんばれ、と言ってしまう
- 子どもは何も言わない
そんな構図が、起こりやすくなります。
親は「良かれと思って」を言っている
つもりでも、子どもに届くのは、
言葉よりもピリピリした 空気 だったりします。

親の役割は「整えること」
この時期、
親にできる一番大きな役割は、
正すことでも、
励ますことでもなく、
自分の心を整えること。
焦りそうになったら、深呼吸する。
不安を感じたら、少し肩の力を抜く。
それだけで、
家の空気は変わります。
深呼吸する親の背中が、支えになる
何を言うかより、
どう在るか。
静かに見守る姿勢。
いつも通りの生活リズム。
落ち着いた親の背中。
それは、
言葉以上に、子どもを支えます。
1月は「力まない月」に
これまで「たくさんがんばって」来た
だから、1月は、
がんばりを上乗せする月ではありません。
揺れたら戻る。
焦ったら、呼吸を整える。
その姿勢で、
家族全体に伝わって張り詰めた空気が
ゆるんでいきます。
あとがきに代えて
子どもはがんばっています。
そして、見守る親も、
ちゃんとがんばっています。
だから今日くらいは、
ひとつ、深呼吸を。
それで、十分です。
ひとりで抱えきれないときには
受験期に限らず、
「これでいいのかな」と
親の気持ちが揺れることはあります。
家族のこと、子どものこと、
そして自分自身の気持ち。
もし、
言葉にする場所があったほうが楽かもしれない、
そう感じたときには、
静かにお話をうかがう時間もご用意しています。

無理に答えを出さなくても大丈夫です。
気持ちを整えるところから。
受験、進学の家計の見通しを立てるだけ
でも気持ちが落ち着きます。
お気軽にお声かけください

