定年後に備えたい

相談内容

最近、夫から数年先の退職に
備えて生活費を把握したいと
言われたのが相談のきっかけ
です。(50代 T.Kさま)

学費に備えるために家計簿も
つけていましたが、どちらか
というとお金の事は「面倒」と
いう気持ちがあり、子どもたち
の卒業、就職のめどがついた
ところでこの2年ほど中断して
いました。

夫は「老後にどれくらいのお金
が必要か、使っても良いお金は
どれくらいあるのか」という事
が知りたいようです。
夫の知りたいに答えるために
何をしたらよいでしょう?

アドバイス

Tさんは、お金のことが「面倒」
と言っていますが教育費を準備
するために家計簿もつけていた
という事なので家計に向き合う
のが「イヤ」という訳ではなく
細かく管理しなくてもちゃんと
生活や貯金が出来ているので
「大丈夫」という感じになって
いたのだと思います。

でも定年になってから長い老後
の生活では、現役時代と収入も
違ってくる訳ですから支出の方
も収入に見合った金額に合わせ
ていく必要があります。

そのため必要な支出と減らせる
支出を見極め見直せるよう
そんなに長い期間でなくても
いいので支出を記録し、教育費
が抜けたあとのご夫婦の生活に
必要な生活費をきちんと数字に
しておくことが大切です。

記録するときは細かい所にこだ
わって途切れてしまうよりも
おおまかで良いので3カ月くらい
できればよいです。

お仕事も忙しいという事なので
数字を把握するためクレジット
カード明細のチェックなどの
気が重くならない範囲でから
始めてみましょう。

提案プラン
個別セッション、フォロー3か月
ライフプラン表作成

相談後の感想

面倒と思っていたお金の事も今回
相談してみてお金と向き合うことが
楽になり、やってみようという気に
なりました。

教育費いくらかかるの?

相談内容

子ども教育費はいくらかかる
のでしょうか?これから家を
買うかもしれないので金額を
知っておきたいので相談しま
した(30代 S.Hさま)

アドバイス

教育費は人生の3大支出と
言われる大きな支出なので
かかる金額の目途を立てて
準備しておくのが大切。
Sさんは児童手当をしっかり
貯金していらっしゃるとの
ことなので小学生までの
教育費があまりかからない
時期に今の調子でしっかり
貯めていきたいですね。

たとえば習い事もいろいろ
させたいところですが数を
多くせず厳選し、親の都合
で中断したりすることのない
ようにするのもコツです。

かかる教育費は公立か私立かで
大きく違うので希望の進路プラン
でご提示。

学費はなるべく元本が保証され
ているもので時期が来たらすぐ
資金化できる商品を中心に選び
貯めていくと良いと思います。

お子さんの進学も住宅購入も
将来のくらしをイメージして
これから起こるイベントと
かかる費用を記入するライフ
プラン表を作るとご主人とも
相談しやすくなりますね。

(提案プラン)
個別セッション、パーソナルシート

相談後の感想

子どもの進路も含め将来のことを
夫婦で共有したいと思っていた
のでライフプラン表を作ることを
夫と相談したいと思います。