夏の光熱費、気になりませんか？

埼玉県志木のファイナンシャルプランナー
元専業主婦FP 梅川ひろみです

7月2週めの家計の記事

7月に入り、暑さも本格的になりました
そこで気になってくるのが
「エアコン、ずっとつけてるけど
電気代、大丈夫かな？」ということ—

夏はどうしても光熱費が上がりやすい
けれど、体調のためにもガマンは禁物！！

昨年わたしは、エアコンをつけない部屋で
熱中症によるめまいを起こしたので
今年はしっかりエアコンをつけています

というわけで

今回は、ムリなく心地よく、そして
快適さを保ちつつ節約するコツをお届け
しますネ！

夏に光熱費が上がる理由を知っておこう

7月〜8月は1年の中で光熱費が増えやすい季節
でも、何となく光熱費が高くなっていると
思うだけでは具体的な対策は立てにくいもの—

まずは、なにが原因で光熱費が上がるのかを
知ることが、ムリのない見直しの第一歩です

夏に光熱費が上がる主な理由

エアコンの長時間使用
　→ 気温の上昇で1日中稼働
　　夜間もつけっぱなしになるケースも
冷蔵庫の開け閉めが増える
　→ 冷たい飲み物・アイスの取り出し
　→食品の保存が多くなる　　など
在宅時間が長くなる（特に子どもの夏休み）
　→ テレビ・照明・冷房・パソコンなど
　　在宅や夜更かしで使用電力が増える
水回りの使用が増える
　→ シャワーの回数が増える、洗濯物の量が
　　多くなる、などで水道料金が上昇

そこで！

何となく多い気がする、たぶん多くなって
いるはず、という感覚だけでなく
一度「去年の7月と比べてどうだったか」
確認して、数字で比べてみませんか？

明細を見返して、自分の家の「クセ」や
「使いすぎポイント」に気づければ
「わが家はここを少し変えればいいかも」と
ムリのない対策も立てやすくなります

昨年との比較は、お子さんの自由研究の
材料にしてもいいかもしれません—

ちなみに小学生のときのわが家の自由研究は
毎日電気メーターをのぞいて使用料を記録
するというものでした

「ガマンしない節電」のための工夫いろいろ

「節電」というと
　　エアコンを控える
　　照明をこまめに消す　など
ガマンするイメージが浮かびませんか？

実は

ちょっとの工夫で
「ガマンしない節電」じゅうぶん可能
なんです—–

ガマンしない節電のチェックリスト

工夫ポイント	内容	効果の目安・備考
エアコンは「自動運転」に設定	温度調節を自動化することでムダな消費電力を防止	手動より効率よく快適に保てる
日中はカーテン・すだれを活用	直射日光を遮ることで室温の上昇を抑える	室内温度が1〜2℃下がることも
室外機の周りに物を置かない	放熱が妨げられると冷却効率が悪化	空気の流れを確保すると省エネ効果アップ
扇風機、サーキュレーターと併用	冷気を循環させ設定温度を上げても快適に	27〜28℃でも涼しく感じられる
照明はLEDに交換	消費電力が白熱灯の約1/6〜1/10	長寿命・熱も出にくく一石二鳥
洗濯はまとめ洗い＋部屋干し活用	夜間の電気使用や乾燥機の使用を減らす	節電＋節水＋熱中症予防にも効果的
つけっぱなし時間を減らす	offする時間をつくる	1日1時間短縮で月100円以上節約も