便利なキャッシュレスに“頼りすぎない暮らし方”

埼玉県志木のファイナンシャルプランナー
くらしとお金を整えるFP 梅川ひろみです。

3月1週目の記事

先日の記事では、18歳成人をきっかけに
「ハンコを押す前にLINEして」という
“止まる仕組み”について書きました。

契約の前に立ち止まること。
そして今日は、日常の支払いの中で
“頼りすぎない仕組み”について考えて
みたいと思います。

キャッシュレスの「便利」と「不便」のあいだ

キャッシュレス決済は、すっかり生活の一部に
なりました。

通勤や買い物はもちろん、行政サービスや
公共料金の支払いにも広がり、

・小銭を探さなくていい
・財布が軽い

など、毎日のちょっとした負担を減らして
くれる存在です。

最近は、郵便局で切手を買うときも
キャッシュレスでOK。
便利さに驚く場面がどんどん増えて
います。

でもその一方で、
便利さに慣れすぎていると、

「それが使えなくなったとき」

ちょっとした不便が起こることにも
気づかされます。

便利さに助けられている毎日

キャッシュレスの良さは、
なんといってもその“スムーズさ”。

・パッと支払える
・ポイントがたまる
・残高や履歴がアプリで見える
・小銭が増えない

忙しい毎日の中で、こうしたちょっとの
便利
は本当に助かります。

特に交通系ICのオートチャージは、

「残高が足りなくて改札口で足止め!」

というヒヤリを防いでくれる強い味方。

わたしも長年、あたりまえのように
使ってきました。

使えなくなって気づいたこと

そんなある日。

カード会社の都合でクレジットカードを
更新することになり、その影響で
使っていたPASMOのオートチャージ機能を
いったん解除せざるを得なくなりました。

新しいカードで再登録できるまで、
約3週間。

その間はオートチャージが使えず、
駅でのチャージを毎回自分で行うことに
なったんです。

残高を確認しながら改札を通り、
買い物で使うとあっという間に
減る残高。

“チャージってこんなに手間だっけ?”

と思うほどの不便さでした。

普段、どれほど便利さに助けられて
いたのかを改めて実感。

けれど同時に、オートチャージでなく
自分でチャージするとことによって
使いすぎを防げたという、うれしい発見
もあり、この出来事はあらためて
「キャッシュレスとの付き合い方」を
考えるきっかけにもなりました。

キャッシュレスの「便利」と「不便」は表裏一体

キャッシュレスは便利ですが、

お金を使った実感が薄くなりやすいため
気づかないうちに使いすぎてしまうこと
もあるんですね。

便利さと不便さは、表裏一体です。

“頼りすぎない”ためにできる、小さな備え

だからといって、キャッシュレスを
める必要はありません。

上手に使えば、暮らしをラクにして
くれるものです。

たとえばこんな工夫…

✔ 少額の現金を持つ
 → いざというときの“保険”。
  かさばらない程度でOK。

✔ 利用するサービスを増やしすぎない
 → 2種類くらいに絞ると管理がラク。

✔ 不正利用通知をONにする
 → 万一の被害を最小限に。

✔ 定期的に履歴を見る
 → “使い方のクセ”を知ることが
   予防に。

無理をする必要はありません。

「安心できる範囲」を
自分の暮らしに合わせてつくって
いくけばいいんです。

それが、キャッシュレスと上手に
付き合うコツになります。

キャッシュレス講座でいただいた声

こうした“便利さと不便さのあいだ”に
ある気持ちは、じつは多くの方が抱えて
いるものです。

昨年秋に登壇した消費生活センターの
キャッシュレスセミナーでは、

「仕組みが分かって安心した」
「ちょうどいい距離感が分かった」
「使いすぎにも気をつけたい」

という参加者の方からの感想を
いただきました。

お金や支払いの仕組みは、
生活にも、心にも影響します。

だからこそ、
便利さだけでなく“安心”も一緒に
育てていけるように、これからも
くらしとお金を整える視点で
情報をお届けてしたいと思います。

関連記事

先日の記事
「ハンコを押す前にLINEして
〜18歳成人時代の親のかかわり方〜」では、
契約前に立ち止まる大切さを
お伝えしました。

今回のキャッシュレスの話も、
実は同じ“仕組みづくり”の延長線上
にあります。

便利さに流されすぎず、
小さな備えを持つこと。

よろしければ、あわせてお読みください。

制度は同じでも、家庭はそれぞれ

キャッシュレスの使い方も、
ご家庭の状況やライフスタイルに
よって違います。

「わが家の場合はどう整えたらいい?」
そう感じたときには、個別に整理する
という方法もあります。

必要なときに、思い出していただければ
うれしいです。


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