進路によって変わる教育費と 親ができるサポートとは

埼玉県志木のファイナンシャルプランナー
くらしとお金を整える 元専業主婦FP
梅川ひろみです

10月は「教育費」をテーマにお届けして
います
今回は3回目として、進路選択と教育費
ついて考えていきます

10月3週目の記事


進路の選び方で教育費は大きく変わる

子どもの進路によって、かかる教育費は
大きく違います
文部科学省の調査によると、高校3年間に
かかる学習費の平均は

  • 公立高校で約135万円
  • 私立高校で約290万円
    と、およそ2倍の差があります

大学進学では、入学金や授業料、
教材費などを含めると

  • 国公立大学:約100万円前後
  • 私立大学文系:約140万円
  • 私立大学理系では200万円を
    超えるケースもあります。


進路の選び方によって教育費は
大きく変化します

このように、金額のめやすをあらかじめ
知っておくことは、進路を考える上での
安心材料になります


進路変更があっても慌てないために

高校や大学の進路は、一度決めたように
見えても、途中で方向が変わることも
あります

そのときに、進路によってかかるお金が
ちがうということを考え、準備もして
おくことで慌てずに対応することが
できるのではないでしょうか


親が現実的な視点を伝える役割

子どもの夢や希望を応援することは
とても大切です

一方で、進路によってかかる費用について
「これくらいがかかるんだ」という
現実的な視点を伝えるのも、親のサポート
のひとつ

お金の話は親子の間でもしにくい話題
ですが「進路別にかかる費用」について
ざっくばらんに会話を重ねることも
お子さんにとっては大事な教育です


また、お子さんの希望をかなえるために
国や自治体による就学支援金制度や
授業料軽減制度などの助成金を知っておく
のも大切な親の役目

進路変更があったときでも、こうした
制度の活用で、教育費の負担を少しでも
減らすこともできます


家族で教育費を話す習慣を持つ

進路や将来についての話は、一度きりで終わる
のではなく、学年や状況が変わったときに
定期的に話題にしていくと
「今の状況を把握すること」
「今後の希望や、やらなくてはいけないこと」
お金の面で
「必要な時期にいくら必要か」を家族で共有
しやすくなります

お子さんと、またはご夫婦でのこうした会話の
積み重ねが、進路選択だけでなく、進路変更にも
強い家計づくりにつながります

教育費は人生の中でも大きな支出の一つです
今の家計で準備していけるだろうかと
「不安」を感じる方も少なくありません

でも、お子さんのことを応援するための
大事な「準備」としてとらえ、家族で少しずつ
話しながら、夢もお金も育てていきましょう!

個別相談のご案内

教育費の準備は、進路や家計の状況によって
ご家庭ごとに大きく異なります

「わが家ではどのくらい必要?」
「どうやって備えたらいい?」と感じたら
ぜひご相談ください

ライフプラン全体を見直しながら
教育費・住宅費・老後資金のバランスを
整える方法を一緒に考えます

将来の安心につながる
わが家の教育費プラン”を、今から少しずつ
形にしていきませんか。

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