防災の日に考える、わが家のリスク対策

埼玉県志木市のファイナンシャルプランナー
くらしとお金を整える　元専業主婦FP
梅川ひろみです

9月1週目の家計の記事

防災の日にわが家の備えを見直そう

9月1日は「防災の日」
地震だけでなく台風などで大きな被害が
起きやすくなる季節でもあります

「もしもの備え」をしていても
いつ起こるかわからない、のですが
本当に大切なのは
「少しずつでも準備しておくこと」

そこで9月を、くらし全体のリスク対策を
見直すタイミングにしてみませんか？

「わが家の備え」どこまでできてる？

非常食や懐中電灯、電池の準備――
できていますか？
たしか買ってあるはずだけど？

あれ？？？もしかして

前回の台風のときに買ったきりという方

いらっしゃいませんか？

なにを備蓄するかは
家族の人数やアレルギー・持病などに
よっても必要なものが違います

ちょっと忘れがちなのが、トイレ対策や
高齢の方や小さなお子さん用のグッズ

「災害が起きた時にあわてないために」

ではなく

「毎年9月に見直すのが習慣になっている」
と思えるくらいが理想です

災害リスクを“知る”ことが安心につながる

お住まいの地域のハザードマップを
見たことがありますか？

自分の住んでいる地域にどんな災害に
リスクがあるのか・・・
まず知ることが防災の第一歩！

ハザードマップは自治体のホームページや
アプリで確認できるほか「防災アプリ」や
「地域のメール配信サービス」に
登録しておけば、リアルタイムで情報が
届きます

また、自宅地域の避難所の場所、
万一の際の避難経路も確認しておくと安心です

夜間・停電時・雨天などの「最悪の条件」を
想定していちど家族で歩いてみるのも
おすすめ！！

家族で“もしも”を話しておく

防災グッズをそろえるのも大事なのですが
つい忘れがちなのが

「家族で話しておくこと」

災害が起きたとき、どこに集合する？
携帯が使えないときの連絡手段？
（例：災害伝言ダイヤル）
子ども・高齢者・ペットがいる家庭は
どう動く？

あらかじめ話しておくだけでも
いざという時に慌てずに行動できます

「怖いから話さない」ではなく
「不安だからこそ備えておく」が
安心のへ第一歩！！

高齢の方や幼児へ備えておきたいアイテム

高齢の方がいらっしゃるご家庭では

処方薬	「1週間分を目安に。お薬手帳のコピーも一緒に保管」
補聴器・電池	「忘れがちな必需品。予備と電池も準備を」
老眼鏡	「文字が読めないストレスを避けるために」
介護用おむつ	「排泄ケアも大切な安心材料。余裕をもって備えて」
とろみ剤・介護食	「飲み込みづらい方に。レトルトやゼリーが便利」
歩行補助具	「避難所までの移動がスムーズに。折りたたみも◎」
ブランケット（アルミ）	「寒さ対策に。軽くて保温性の高い非常用素材を」

幼児のいるご家庭では

紙おむつ・おしりふき	「いつもより多めに。サイズに合ったものを」
粉ミルク・哺乳びん	「液体ミルクは常温保存OK。哺乳びんもセットで」
離乳食	「常温で食べられるパウチやレトルトが便利」
子ども用飲料	「水だけでなく、麦茶など慣れた飲み物も」
抱っこひも	「両手が空いて避難時にも役立つアイテム」
お気に入りのおもちゃ	「不安な状況でも、心を落ち着かせる安心グッズ」
母子手帳のコピー	「受診時の情報源に。保険証と一緒に保管しておく」