12月の大掃除がラクになる。“やらない掃除”と“家族で分担するコツ”

埼玉県志木のファイナンシャルプランナー
くらしとお金を整えるFP 梅川ひろみです

12月3週目のブログ

「煤払いの季節。全部はできなくても“ここだけ整う”年末の整え方」

12月も半ばになると、ニュースや新聞で
神社の「煤払い(すすはらい)」の様子が
紹介されることがあります。

煤払いとは、一年に一度、家の中や外の
汚れを払い落とし、新しい年神さまを
迎えるための大切な習わしのこと。

全国的には12月13日に行われることが多く、
古くから“お正月準備のはじまり”とされて
きました。

地域によって「正月迎え」「ことはじめ」
「まつならし」などさまざまな呼び名が
ありますが、どれも

「新しい一年を気持ちよく迎える区切りとして行う掃除」

という意味が込められています。

現代の大掃除のルーツは、この煤払いに
あるとも言われています。

完璧にしようと構えるのではなく、
区切りとして
“気持ちよく整える”という考え方は、
今の暮らしにも通じるものがあります。

12月は気になるところが多く、
「あれもやらなきゃ」
「どこから手をつけよう…」と焦って
しまいがちです。

でも昔の煤払いが“完璧に磨き上げる日”
ではなかったように、現代の大掃除も
全部をやろうとしなくて大丈夫。

今日は、煤払いの精神にならって

うちの暮らしが気持ちよく整う
“最小限の場所” に絞って、年末の家事が
ぐんとラクになるヒントをまとめました

外まわりは「不用品を片付けるだけ」で十分

11月2週目にこのブログで
「ベランダ掃除は早めに」と提案しました。
あわただしくなる前に外まわりを済ませて
おくと、年末の負担がぐっと減るからです。

取り組んだ方は、それだけで十分。
年末に無理してもう一度しなくても大丈夫です。

まだ着手できなかった方も、どうか焦らないで
ください。12月後半の冷たい空気の中で
ベランダ全体を掃除するのは負担が大きいので、
やるなら
「置きっぱなしの園芸用品や不要なものを片付けるだけ」
でOK。

全部を完璧にしようとしないことが、
年末の気持ちの余白をつくる大きなポイントに
なります。

水回りは“3か所だけ”。最後に少し光らせるだけで整って見える

使用頻度が高く、整うと“生活全体が
スッキリしたように感じる”のが水回り。
とはいえ、全部やろうとすると終わりが
見えなくなります。

そこで、最も効果の出る3か所だけ に
絞りましょう。

・キッチンのシンク

スポンジで軽くこすり、仕上げに布で水気を
拭くだけでも輝きが戻ります。

・水栓まわりの水垢

クエン酸スプレーを吹きかけて数分置けば
白いくもりがすっと取れます。

・洗面所の鏡

ガラスクリーナーでさっと拭くだけで
毎朝の支度が気持ちよく。

ポイントは
“全部を完璧に”ではなく、最後に少し光らせること。

水栓や鏡がピカッと光ると、それだけで家全体が
きれいに見えます。

玄関は「気の入り口」。ここが整うと家全体が軽くなる

煤払いでは、家の入り口を清めることを
とても大切にしていました。

現代で言えば“玄関”にあたります。

玄関は、外からの空気も人の出入りも集まる
場所。ここが整うと、家全体の空気が変わった
ように感じられます。

おすすめはこの2つ。

1)壊れたり傷んでいる、履いていて痛い靴を処分する
2)ついでに壊れた傘も片づける

たったこれだけでも、玄関がぐっと整った印象に!

カーテン洗いは年末でなくていい。春の3月がベスト

「カーテンも洗わなきゃ…」と
気になる方も多いと思いますが、
実はカーテン洗いに向いているのは
春の3月ごろ

明るい日差しで汚れが気になるし、
真冬より乾きやすいというのも理由です。

年末に無理にやらなくて大丈夫!

“やらないことを決める” のも、年末を
ラクにする大切な工夫です。

冷蔵庫は“手前だけリセット”。ここは家計と直結

大掃除で冷蔵庫全体に手をつけたい
ところですが、忙しい時期なので
手前のスペースとドアポケット、
そして「すぐ使う食品」だけを整えれば
十分です。

・賞味期限切れの調味料
・使い忘れていた食材
・買いすぎていたストック

ここをチェックするだけでも庫内に
スペースが生まれ、年末年始の買い物
にも対応できます。

片づけをすることでムダに気づけると、
家計の見直しにも自然につながっていきます。

年末こそ偏りやすい“家事分担”。まずは現実を知っておく

総務省の社会生活基本調査では、
日本の家事時間は
「 共働き家庭でも約6割が妻側に偏っている」
という結果が出ています。

特に年末は、
・大掃除
・年末年始の準備
・片づけ
といった特別な家事が増えるため、
負担の偏りがさらに広がりやすい季節 です。

つまり、
“気づいた人がやる”
“手が空いている人がやる”
だけでは、家事が自動的に片方に寄って
しまうというのが現実。

だからこそ、年末の整えは一人で抱え込まず
“小さく切った家事”を家族に協力してもらう
ことが大切になります。

家族の協力を得るには、“役割を小さく”切り分ける

家族で大掃除に取組むときは、
役割をとにかく小さくする のがポイント。

・「10分だけお願い」
・「ここ1カ所だけでいいよ」
・「この雑巾1枚の範囲だけでOK」

こんな頼み方なら、家族も動きやすく、
結果として“家族で協力して年末の整え
新しい年の準備に取り掛かることになります。

煤払いの風習にあるように、
年末の掃除は“全部を完璧にする日”ではありません。

大切なのは、
うちの暮らしを気持ちよく区切ること。

・外まわりは「不用品の片付け」だけ
・水栓や鏡を光らせる
・玄関は最小限で整う
・カーテンは春にまわす
・冷蔵庫は手前だけ
・家族には“小さく切った役割”をお願いする

これだけで、年末は驚くほどラクになり、
家の空気も、家族の気持ちも軽くなります。

がんばり過ぎずに家族のペースで!

今年の大掃除は、
がんばりすぎず、うちの家族のペースで。
気持ちよく新年を迎える、軽やかな整え方を
選んでみてください。

片づけや掃除をしていると、
使っていない物・増えていた支出・ストックの傾向
といった“家計のヒント”が必ず見えてきます。

そして生まれた「ヒント」から
来年の家計づくりにも自然につながります。

あとがき

仕事でも家事でも、「できなかった場所」
に目が行きがちです。
でも、一年の終わりこそ“できたこと”を
見つけてあげたいですね。

私自身、年末は気持ちが急いたり、
「あれもこれも」と考えすぎてしまう
ことがあります。

でも、少しでも整った場所がひとつ
あれば、それだけで気持ちが楽になります。

どうか皆さんも、自分のペースで年末を
迎えられますように。

もし、年末の整えとあわせて
「家計もいっしょにスッキリさせたい」
と感じたら、個別相談でお手伝いできます。

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